岳精流日本吟院総本部

(3月度)全国研修会が開催されました

公開日時:2025年03月26日

3月22日(土)全国研修会が開催されました。会場はみなとヨコハマ、神奈川県庁舎にほど近い「横浜情文ホール」です。
天候にも恵まれJR関内駅より散歩がてら歩いて向かってもちょうどよい季候でした。
ただし初めて使う会場であること、建物内に参加者が昼食を摂るスペースが無かったことから研修会自体は正午スタートとなりました。
研修会に先立ち、会長・支部長・独立教場長・本部役員の皆さんは10:30より(翌日の独吟コンクール会場である)「横浜開港記念会館」内の会議室に
お集まりいただき、会長連絡会を実施致しました。会長連絡会では地方から参加された先生方による近況報告の他、11月に予定されている武道館大会における
岳精会番組への積極参加のお願い、会員増強活動の進捗、などが話し合われました。会議終了後、連絡会出席の先生方は開港記念会館を出て、横浜情文ホールへ移動です。
初めての場所が不安だったのか、かなり早くから到着される会員も多く、開会の正午にはホールがかなり埋まっておりました。
大村岳精会会長_宮本先生による会詩合吟に続き、任命証・許証授与式が行われました。
今回新たに任命証を授与されたのは、千代田岳精会会長_小浦場伯風先生、庶務部部長_好川龍翔先生、婦人部_座間萌山先生の3名です。任命証に続き、本年1月1日付で
総伝を授与された12名のうち、当日出席された7名への許証が授与されました。
(六郷)中谷精和・丹羽精風・堀江精正、(三河)髙村精節・平岩精美、(大阪)下精祥、(府中)泉水精翔(以上、敬称略)。授与された皆様、おめでとうございました。
また当日出席がかなわなかった総伝取得者を含む、令和6年度_奥伝以上および師範位取得者の名簿は4月下旬発行の龍吟に掲載される予定ですので併せてご確認下さい。

さて、家吉精雄幹事長の挨拶に続いては、宗嗣先生による吟詠指導「季節のうたー芳野懐古(藤井竹外)」が行われ、宗家の指導「厳島(浅野坤山)」と続きました。厳島および最後に
宗家が指導した「黒井峯遺跡に寄す」は本年の全国吟道大会内構成吟で取り上げる吟題です。
休憩の後、今度は11月の武道館大会内で岳精会の演目として披露する予定の「100名大合吟」で取り上げる吟題を指導いただきました。「富士山」(男性)、「山行」(女性)を
それぞれ副幹事長_園田精鵬先生、奥村精曄先生にご指導いただきました。
その後再び宗家に登場いただき「黒井峯遺跡に寄す(横山精真)」をご指導いただきました。

先生方の指導が終了した後、最後に6名の参加者に個人指導を行いました。
宮澤敏雄(千代田)、宮﨑精英(大村)、簗瀬精仁(武蔵)、中谷精和(六郷)、冨岡龍照(相模)、宗嗣先生 (敬称略)

通常の全国研修会よりぎゅっと圧縮した研修会となりましたが、新たな場所で、陽光の下充実した時間となりました。

参加された皆様、お疲れさまでした。この翌日は独吟コンクールが行われました。そちらもご覧ください。

当日の画像はこちらでご確認いただけます