(11月7日)本部審査会(川崎)の画像をアップしました。こちらからご覧ください
11月3日(金・祝)例年通り『奥伝以上および師範昇伝審査会』が全国各地で一斉に開催されました。
本年は北海道(札幌)、東北(天童)、本部(川崎)、中部(一宮)、九州(大村)、沖縄とコロナ禍後、初めてすべてのエリアで昇伝審査会を開く事が出来ました。
以下、本部審査会の模様になります。
本部審査会は事務局にほど近い「かわさき保育会館」を使って行われ、師範審査(筆記試験と面接)、伝・段位審査(吟技審査、伝については課題論文あり)を
3つの吟技審査室、筆記試験室に分かれて実施しました。
当日の審査は宗家・宗嗣・前澤・秋山・山口・細野・古城・越智・荒井(敬称略)の9名の先生方が担当されました。
午前中は師範審査が筆記試験、伝・段位が吟技審査です。筆記試験に臨む皆さんは誰も真剣な表情です、もはや試験を受ける事自体長らく行っていなかった会員様が殆どでしょうから、それは緊張されたことと思います、手ごたえは如何だったでしょうか?
吟技の審査は3つの部屋に分かれて行われましたが、皆さん、まずはどの審査員に当たるのかにドキドキ、次に伝位(奥伝・皆伝)受審の方はどの課題吟を指定されるのか、やはり廊下で待機する間、大変緊張されたことと思います。
昼食を挟み、午後からは師範受審者の面接とW受審者(師範審査と伝・段位を同時受審)の面接・吟技審査でした。
各室の審査では単に吟を披露するのみでなく、審査員の先生方からワンポイントアドバイスをいただいたり、面接においては師範活動における相談に乗って頂いたりと貴重な機会となったようです。
また審査員の感想としては「例年よりも詩文を見ずに暗譜で吟じてくれた方が多かった」「面接においては所属会における自分の活動状況を積極的に説明してくれる受審者が増えたように思う」と総じて良い印象でした。
3連休の貴重な1日、受審のため参集された皆様、審査会運営に尽力いただいた皆様、そして審査に当たって下さった先生方、ご苦労様でした。
当日の写真は後日アップ致します。