岳精流日本吟院総本部

第22回合祀祭が行われました

公開日時:2022年05月13日

5月12日(木)、天気予報では曇りのち雨天の予報だったものの、あきる野市の西多摩霊園は素晴らしい青空に恵まれました(参加者の日頃の行いが良かったのでしょうか)。
多摩丘陵に15万坪という広大な敷地を擁する西多摩霊園、この霊園の入口近くにある一等地に岳精流の「吟魂碑」は建立されています。
本年もこの吟魂碑の前で、「第22回合祀祭」が厳粛に執り行われました。
合祀祭とは岳精流で共に吟を学んだ吟友が逝去された際、そのお名前(雅号)を吟魂碑に奉安する式典で、今回は7名、累計で342名の方が奉安されています。
(会員であればどなたでもお申込みが可能です。ご興味のある方は是非、合祀祭にもご参加ください。)
合祀祭は開会のことば(奥村精曄先生)の後、宗家による「合祀碑建立のことば」「合祀者名披露」と続き、家吉幹事長による(合祀者名が刻まれた)銘板奉安とその後の参列者による献花で締めくくられます。献花の直前には参列者全員で会詩合吟を行いました(先導_宗嗣)。

式典が終わりますと霊園内のレストランに会場を移し、「参列者の集い」が行われました。
ここでは式典とは打って変わって和やかに個人を偲ぶ思い出を語ったり、岳精会ならではの故人に贈る吟詠を披露したりしながら、昼食を摂りつつ1時間半ほどの懇談を行います。本年は故・磯田精信先生(ご夫妻・最高顧問)、故・大矢精祐先生(顧問、藤沢教場長)も合祀されたため、思い出話は尽きず、あっという間の時間でした。

特別顧問の杉田亮毅先生にもお忙しい中、式典・懇親会ともご出席いただき、貴重な祖宗範、先代の西多摩霊園代表である井出様との交流秘話をお聞かせいただきました。

当日の様子をこちらからご覧ください

参加された皆様、ありがとうございました!