岳精流日本吟院総本部

全国研修会が開催されました

公開日時:2023年03月16日

3月11日(土)川崎駅近くの川崎産業振興会館において本年最初の全国研修会が開催されました。当日の様子をこちらからご覧下さい
翌週からはマスク着用任意の号令も出ておりましたが、念のため会場入り口の手指消毒、また客席でのマスク着用をこれまで通りお願いしての開催となりました(壇上での吟詠時にはマスクを外しております)。また今回より全国研修においては、師範以上の会員のみ午前中から参加、一般の会員様(師範位を持たない方)は午後(13時)からの参加となりました。
当日の研修内容は以下の通りです。司会は研修部の大森精翠先生、古城精宝先生に、伴奏は越智精麗先生に担当頂きました。
午前中の吟礼が相模支部)野中精隆先生の先導で行われたのち、渡精華指導本部長によるご挨拶、その後宗家による吟詠指導が続きます。
午前中の指導吟題は
・「春夜」蘇軾(龍吟新年号「季節のうた」)
・「富士見城籠城」栗田田仁(三河岳精会_栗田龍仁先生の作となります)
です。宗家の吟詠指導の後、以下6名が壇上にて宗家の個人指導を受けました
・宗嗣(横山龍精)
・吉見陸風(岩手教場)
・市川貴山(一般)
・杉山精鶯(名古屋支部)
・関根雄山(千代田岳精会)
・松井龍寳(渡田教場)

昼休みには会議室に場所を移して、会長連絡会が行われました。ここでは、地方から参加いただいた下田岳精会相談役‗杉江精寛先生、鈴木正文先生(同副会長)、大阪岳精会‗大西精弘会長、大村岳精会‗宮本精秀会長、青森教場_岩﨑龍惠教場長らによる挨拶がありました。

午後の部は千代田岳精会)鈴木精成会長の先導による吟礼でスタートしました
続いて式典が行われ、本年総伝および総傳師範を授与された参加者への許証、並びに埼玉教場の初代教場長となった岡部正風先生への任命証が授与されました。
本年の総伝師範は大村岳精会_宮本精秀先生に、総傳は全国で13名に授与され、当日は宮本先生、八田精猷先生・植村精翔先生・德本精治先生(以上千代田岳精会)、鈴木精優先生(井田岳精会)、山本精廣先生(三河岳精会)、小野寺精蒼先生(相模支部)が出席され宗家から直接許証を手渡されました。おめでとうございました。

その後家吉精雄幹事長の挨拶に続いて、午後の吟詠指導となります。
午後の吟詠指導は深浦精正先生による一吟詩「三方ヶ原合戦 空城の計」(栗田田仁)からスタートしました。
その後引き続き宗家により以下3題が指導されました
・俳句「秋くれて」「垂井より」(以上 精真作)
・「真田城観桜」(横山精真)
なお、季節のうた「春夜」を除き、今回の指導吟題は本年7月1日に開催される全国吟道大会内の構成吟で披露される吟題となります。

宗家の指導の後は、6名の方が個人指導を受けられました
・大西精弘(大阪岳精会)
・横山美風(渋川岳精会)
・宮本精秀(大村岳精会)
・吉見裕美子(岩手教場)
・山本精廣(三河岳精会)
・宗嗣(横山龍精)

以上を持って研修会は幕を閉じました。熱の入った吟詠指導に充実した1日となりました。ご参加になった皆様、お疲れさまでした。
指導吟題の一吟詩は各教場にて配布頂き、当日参加いただいた先生より会員様へのご指導をお願いします。