3月23日(日)、日中は汗ばむほどの陽気に恵まれて単独の開催としては平成30年以来7年ぶり(令和2年はコロナ禍により中止)となる
全国吟詠コンクール大会(独吟コンクール)が実施されました。会場は横浜市開港記念会館です。ミナト・ヨコハマに立地する築100年以上経過している歴史的建造物で国の重要文化財にも指定されており、なるほど歴史を感じさせる建物で見学来館者も多い施設です。
「ジャックの塔」の愛称で呼ばれており、このような名所でコンクールを開催出来たことは参加者にとっても流統にとっても記憶に残るイベントとなりました。
9:50の開会は副幹事長_園田精鵬先生の「開会の言葉」で始まり、奥村精曄先生先導による吟礼、審査員の紹介と続きました。今回審査員は「午前の部(幼年・少年・寿栄)」、「午後の部(一般)」で2組各9名で構成されており代表して審査委委員長_佐藤精堂先生より審査要領の説明が行われました。いよいよコンクールの始まりです。
午前の部は「幼年の部(出場3名)」、「少年の部(同3名)」「青年の部(同2名)」「寿栄の部(同28名)」が行われ、皆さん、日頃の練習成果を広い講堂内にひびかせてくれました。
午前の部結果は以下の通りです(敬称略)。
(幼年の部)1位:宮﨑千暁、2位:辻和樹、3位:辻実樹
(少年の部)1位:吉田雄大、2位:葛西咲月、3位:小林龍ノ介
(青年の部)1位:齋藤未来、2位:祖父江加子
また午後最初に行われた表彰式では、特別寿栄として90歳を超えて参加された川村洋子さんの表彰も行われました。
昼食休憩を挟み、午後は一般の部が行われ、61名の参加者が自慢の吟を競い合いました。寿栄の部、一般の部の結果は以下の通りです(敬称略)
(寿栄の部)1位:長谷川勝、2位:犬飼勇雄、3位:漆原諄佶
(一般の部)1位:諸隈玲子、2位:横山美由紀、3位:中谷和彦
入賞された皆さん、おめでとうございました!
16時過ぎに指導本部長_佐藤精堂先生の先導で万歳三唱を行いお開きとなりました。皆さん、この後は中華街に行かれましたか?
運営に当たって下さった役員の皆様、本当にご苦労様でした。初めて使う会場で勝手もわからずご苦労されたと思いますが、皆様の熱意のお陰でつつがなく運営が行われたことを御礼申し上げます。
またこの会場でやってみたいですね!