10月19日(土)荏原文化センターにて令和6年10月度全国研修会が開催されました。本来なら紅葉も進み肌寒さを感じる時期ですが、この日は何と30度!再び夏日の研修会となりました。
既にお知らせした通り、今回の全国研修会では台風直撃で開催中止となった夏期師範特別研修で指導予定だった令和7年度昇伝審査指定吟題を取り上げました。今回は初伝(1題)、中伝(2題および短歌1題)、奥伝(1題および俳句2題)、皆伝(1題)を指導いただきました。
午前の部、名古屋支部_杉山精鶯支部長の先導による吟礼で開始となり、佐藤精堂指導本部長よりご挨拶のあと、宗家の挨拶・指導となりました。午前の宗家指導は「桑乾を度る」、俳句「五月雨の」、短歌「追分の」を取り上げ、途中宗嗣による「新正口号」の指導を挟みました。
昼休みの会長連絡会では、地方から参加してくれた下田岳精会‗小澤龍樂会長、大阪岳精会‗下龍祥会長、生駒支部_徳田精邱支部長、岩手教場_吉見陸風教場長にご挨拶と活動状況についてご報告を頂きました。
午後の部は(大阪)下会長先導の吟礼で再開です。その後の式典では、新たに庶務部員に加わった(川崎)門倉和風さんの任命と、本来夏期師範特別研修で行う予定だった「会員増強表彰」が行われました。今回実績上位として表彰されたのは(優秀賞)三島教場(河原龍青教場長)、池袋教場(市川貴風教場長)、および(努力賞)下田岳精会(小澤龍樂会長)、川崎支部(坂井精鷽支部長)、渡田教場(松井龍寳教場長)でした。表彰された会・支部・教場の皆様、おめでとうございました。
午後の吟詠指導は佐藤精堂指導本部長による「自訟」、宗家による「春行して興を寄す」「心に太陽をもて」俳句「夏草や」が取り上げられました。吟題が多かったのでなかなかついていくのが大変だったのではないでしょうか?
最後に成果発表・個人指導として8組(9名)の方が壇上に上がり当日の成果を披露されました。(多摩)村田精流「桑乾を度る」、(六郷)蒲生精紘「新正口号」、(千代田)松本篤風「俳句‗五月雨の」、(下田)土屋光山「短歌_追分の」、(府中)長谷川龍鳳「春行して興を寄す」、(品川)森草風「自訟」、(相模)扇英風「俳句‗夏草や」、(岩手)吉見陸風・(湘南)片山楽山「心に太陽をもて」(連吟)、の皆さんです。
当日の様子はこちらから画像をご覧いただけます
次回は12月7日(土)川崎保育会館で開催します。指導吟題は本日取り上げなかった3題および短歌1題になります。
宗家より昇伝審査指定吟題の吟詠指導を受ける貴重な機会になります。皆さん、こぞって参加しましょう!
お疲れさまでした!