岳精流日本吟院総本部

令和3年度秋期全国研修会が終了しました

公開日時:2021年10月13日

10月9日(土)秋晴れの下、川崎駅近くの「川崎市産業振興会館」において全国研修会が開催されました
長らく続いた首都圏の緊急事態宣言もようやく解除となり、集まる皆さんにも笑顔が見られます
秋期全国研修会は本部専門部のうち、婦人部と青年部が中心となって運営する行事となっており、本年は婦人部の皆さんが研修の企画を致しました


吟詠指導の内容は、
・令和4年度昇伝審査指定吟題より4題(「短歌 ゆく秋の」「従軍行」「俳句 さらさらと」「焦心録後に題す」)
・季節の詩(龍吟8月号掲載)「半夜(良寛)」
・一吟詩「人の雨後に竹を玩づに酬ゆ(薛濤)」
を取り上げました。宗家によるご指導の他、指導本部長_渡精華先生、副幹事長_秋山精正先生にも1題づつご指導いただきました

昼休みには会長・支部長・本部役員等による会長連絡会が開催され、下田岳精会から久々の参加となった杉江精寛先生にご挨拶をいただきました

研修の最後には参加者代表9名による成果発表吟詠が行われました。皆さん、1日の研修成果を存分に発揮して堂々とした吟を聞かせてくれました

宗家の挨拶にもありましたが、コロナ禍による対面の制限で吟も思うように稽古できなかったと思いますが、こうやって顔を合わせて声を出すと(それでもマスクはしたままなのですが)「吟は不要不急ではない、必要不可欠なものだ」という思いと皆で声を合わせる素晴らしさを改めて感じました。
皆さん、充実した秋の1日を過ごされたことと思います。お疲れさまでした。
当日の模様はこちらからもご覧いただけます

次の全国研修会は12月4日(土)エポックなかはらで開催予定です。

 


 

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