岳精流日本吟院総本部

全国研修会が開催されました

公開日時:2019年12月19日

12月9日(月)、本年最後の本部行事となる全国研修会が川崎産業振興会館で開催されました

午前中は師範の会員様を対象に、令和2年昇伝審査指定吟題となる「裁樹自嘲」「細川玉子」の他、季節の詩「楓橋夜泊」を宗家並びに園田精鵬先生からご指導いただきました。

昼休みには全国からご参集頂いた会長・支部長・教場長による「会長連絡会」が実施され、来年度行事計画、プロジェクト活動進捗、会長交代の挨拶(天童王将)などが話し合われました。

午後の部では、まず任命証ならびに許証の授与式が行われました。本年の「奥伝以上および師範昇伝審査会」では300名近い会員様が受審され、この日の授与式には約40名の方々が参加されました。なお、皆伝および皆伝師範以上の伝位の方は銘々に許証が授与されました。

授与式の後は再び宗家による吟詠指導です。来年の全国大会構成吟でも披露される宗家自作の漢詩3題「小千谷慈眼寺にて河合継之助を思う」「国上山を登らんと欲して寺泊を歩く」「貞心尼の歌碑に吟ず」を指導いただきました。

吟詠指導終了後には、参加者代表5組により個人指導(成果発表吟)が行われました。成果吟を披露いただいたのは以下の方々です。

(1)杉山精鶯(名古屋)、長瀬精縁(一宮) (2)大森精翠(井田) (3)蒐場一風・勝村忠風・平井武山(千代田) (4)大西精弘(大阪)、荒井精水(品川) (5)横山龍精(本部)

ご参加の皆様、お疲れ様でした!